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テクニカルガイド
絵柄作成時の注意事項
冊子の絵柄作成時の注意事項
冊子は紙を重ねるという構造上、ページ数が多くなったり紙が厚くなってくると、どうしても断裁時に小口側(綴じる部分の反対側)にズレが生じてしまったり、ノドの開き具合で絵柄が見えなくなってしまう可能性があります。
必要な絵柄や文字などは仕上がり位置より4~5mm以上内側に余裕をもって配置していただくようお願いします。

必要な絵柄は仕上がり位置より4~5mm以上内側に

ノド(綴じ部分)製作時の注意点(※無線綴じ冊子のみ)
無線綴じ冊子は背を糊で固め製本するため、ページを完全に開ききることができません。
ページ数や紙の厚さによって、綴じる部分の絵柄が見えにくくなります。
そのため重要な絵柄や文字はノド(綴じ部分)から10mm以上離して配置してご入稿ください。

背幅の調整について(※無線綴じ冊子のみ)
無線綴じ冊子は、表紙で本文を包み込む製本方法のため「背」が出来ます。「背」の幅は、用紙とページ数によって 変動します。そのため背幅を考慮して、表紙をデザインしていただく必要があります。

背幅の調整方法(※無線綴じ冊子のみ)

Officeソフト:背幅の調整手順
背幅の数値を確認
サイト内「背幅計算ツール」ページより、作成したい冊子の背幅(①)を確認します
背幅の数値分、ページの幅を拡大する
「背幅計算ツール」ページより、計算した背幅(①)の分、ページの幅を左右に拡大してください。
※拡大するのは「幅」のみです。
【Word サイズ変更 設定手順:例=背幅4.7mmの場合】
[レイアウト]▶[その他の用紙サイズ]▶[用紙サイズ]▶[OK]
【Powerpoint サイズ変更 設定手順:例=背幅4.7mmの場合】
[デザイン]▶[スライドのサイズ]▶[ユーザー設定のスライドのサイズ]▶[OK]


Adobeソフト:背幅の調整手順
当店Illustratorテンプレート(無線綴じ冊子A4)を使用した場合を例にご説明します。
▼「拡大・縮小時に線幅と効果を拡大・縮小する」のチェックは外した状態で、作業してください。
背幅の数値を確認
サイト内「背幅計算ツール」ページより、作成したい冊子の背幅(①)を確認します。
【1】背幅を「背幅計算ツール」で確認した数値に調整
→表紙テンプレートデータの【背幅ボックス(オレンジ・①)】を選択します。
変形パネルにて、[基準点]:左端(・★)で、[幅 W](②に背幅の値(例4.7mm)を入力します。
【2】折りトンボを調整した背幅に合わせる
折りトンボ(①・グループ化状態)中央が背幅の両端に合うように移動します。
折りトンボを選択した状態で、
変形パネルにて、[基準点]:左端(・★)で、[幅 W](②に背幅の値(例4.7mm)を入力します。
背幅の両端の延長に2本の折りトンボが配置されれば完了です。
【3】広げた背幅分だけ、「表紙サイズ」と「塗り足し範囲」を右に広げる
[基準点]:左端(・★)で、[幅 W]に背幅の値を「+入力」します。
【表紙サイズ】:ガイド線(ブルー)を選択(①)して、[幅W]に+入力(②)します。
【塗り足し範囲】:ガイド線(ピンク)を選択(③)して、[幅W]に+入力(④)します。
【4】トンボ(トリムマーク)を再設定
元のトンボ(折りトンボ以外)を消去します。
ガイド線(ブルー)を選択(①)し、「オブジェクト」→「トリムマーク作成(②)」でトンボを再設定します。
【5】アートボードを再設定したトンボに合わせる
トンボを選択した状態で、「オブジェクト」→「アートボード」→「選択オブジェクトに合わせる(③)」で アートボードを再設定したトンボに合わせます。
【6】背幅ボックスと折りトンボをアートボードのセンターに移動します。
背幅ボックスと折りトンボを選択し(①)整列パネルにて「アートボードに整列」にチェックをいれ(②)「水平方向に整列」(③)を選択します。
