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データ作成の注意事項
モアレ・トーンジャンプ
モアレについて
モアレとは
モアレとは、網点など規則正しい模様が重なった時に、並び間隔の差によって発生する網模様のことです。

モアレが起きるパターン例

▲ 網点にアンチエイリアスが発生している

▲ 網点の線数、角度が違うトーンが重なっている

▲ 網点が黒以外の色で作成されている

▲ グレーの背景にトーンを重ねている

▲ 細かい線数のトーンを使用している

▲ 丸以外の形のトーンを使用している
アンチエイリアスについて
アンチエイリアスとは、デジタル画像の輪郭に出てしまう「ジャギー」のギザギザをなめらかにするため、網点などの「周囲に発生するグレー部分」をアンチエイリアスと言います。
モノクロ原稿作成時は、アンチエイリアスを掛けないように作成してください。

▲ モノクロ2階調

▲ アンチエイリアスが掛かっている状態
モアレを防ぐ原稿作成
モアレを防ぐため、下記の点を注意し、原稿作成をお願いします。
注意点
- ●網点はアンチエイリアスがかかっていないK100%の正円に近い形で作成してください。
- ●データの解像度は【600dpi】もしくは【1200dpi】で作成してください。
- ●線数は、60線以下で作成してください。
- ●網点の並びは【45度】で作成してください。
- ●角度や線数の異なるトーンは、重ね貼りをしないでください。
- ●原稿、またはトーンを拡大・縮小・回転をかけないで作成してください。
- ●モアレを防ぐ対策として、モノクロ2階調のデータ保存をお勧めします。
- ※当社では、モアレをチェックいたしません。 上記の内容をご確認ください。
トーンジャンプについて
トーンジャンプとは
トーンジャンプとは、滑らかな色・明るさのグラデーション(階調)になるべき部分が急激にカラーが変化し、段々状に表現されてしまったり、ムラが生じている状態のことです。
広範囲にわたってグラデーションを描いた場合、印刷時にトーンジャンプが起こる可能性があリます。

トーンジャンプの対策
トーンジャンプの対策1.
過度な色調補正をかけた場合、補正レベルを下げる

トーンジャンプの対策2.
印刷に影響がない程度に、ごく僅かなノイズを入れる
