Adobeソフトを使用してデータを作成
トンボ
トンボとは
「トンボ」とは、仕上がりサイズで断裁するための位置を表すマークです。
台紙の外側の角(コーナー)と中央(センター)に付けられている、線を2本重ねたようなマークを「トンボ」といいます。
トンボが付いていないと、各色インキごとの刷り位置を合わせられないため、印刷機での紙への印刷そのものができなくなってしまいます。
印刷用のデータには、コーナートンボ・センタートンボを必ず付けてください。
※officeソフトで作成の場合はトンボは付きません。
コーナートンボ
仕上がりに対して内側にある罫線は仕上り位置を、外側にある罫線は塗り足し(裁ち落とし)を表しています。
センタートンボ
センタートンボは仕上がり位置の天地左右の中心を表しています。
カタログ・冊子などの複数ページの印刷物では、ページ番号などの位置の目安にもなります。
トンボの作成方法
Illustratorを使ってデータを作る場合は、「効果」から「トリムマーク」でトンボを作成することができます。
「トリムマーク」で作成したトンボは、自動的に「レジストレーションカラー」に設定されます。
※トンボは、必ず線色の設定を「レジストレーションカラー」にしてください。
(手動でつける場合はCMYKを各100%にしてください。)
トンボは「トリムマーク」で作成してください。(Illustratorの場合)
レジストレーションカラーは、CMYK全て100%で構成されます。
無線綴じ冊子の背の部分には、忘れずに「折りトンボ」も配置してください
無線綴じ冊子の場合は、背表紙部分で折り加工が入るため、折り位置にもトンボ(「折りトンボ」)が必要となります。
その際、必ず線色は「レジストレーションカラー」に設定してください。