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InDesign PDF変換手順
入稿用PDF(PDF/X-4)を書き出す
ここでは、InDesignで作成したデータから、入稿用PDF（PDF/X-4）を作成する設定について説明しています。
PDF変換の設定を間違えると、文字などの表示が変わってしまったり、画像が粗くなったり、色が大きく変わったりします。
思い通りの仕上がりにするため、手順に沿ったPDF変換をお願いします。
【InDesignCC】 PDF/X-4の書き出し手順
※掲載画像はInDesign CCのものですが、CS3〜CS6の下位バージョンも、選択項目は基本的に同じです。
【手順】
1.メニューから「編集」→「透明ブレンド領域の設定」→「ドキュメントのCMYK領域を使用」に
チェックが付いているかどうか確認してください。
2.メニューから「ファイル」→「書き出し」を選択します。
3.「形式」を「Adobe PDF（プリント）」に設定し、書き出すファイル名を設定して「保存」をクリックします。
（「インタラクティブ」は選ばないでください）
入稿用PDFは「●●●●_omote.pdf」「●●●●_ura.pdf」のように、表面・裏面がわかるファイル名でご入稿ください。
※●●●●の部分はご自由にファイル名をお付けください。PDFのファイル名は、すべて半角英数字でお願いいたします。
4.「Adobe PDFを書き出し」のダイアログが出てきたら、上部の「PDF書き出しプリセット」を「PDF/X-4:2008(日本)」に設定します。
5-1.左側のメニューの「一般」を選択します。設定は以下の様にしてください。
※[無線綴じ冊子（表紙）]のInDesignテンプレートをご使用の場合は、次の[5-2]の手順で設定をしてください。
● ページ
- ・ ページ：すべて
- ・ 書き出し形式：ページ
5-2.[無線綴じ冊子（表紙）]のInDesignテンプレートをご使用の場合は、設定は以下のようにしてください。
● ページ
- ・ ページ：すべて
- ・ 書き出し形式：見開き印刷
6．左側のメニューの「圧縮」を選択します。設定は以下のようにしてください。
●カラー画像
- ・ダウンサンプル（バイキュービック法）
-
・解像度：600ppi
次の解像度を超える場合：900ppi - ・圧縮：ZIP
● グレースケール画像
- ・ ダウンサンプル（バイキュービック法）
-
・ 解像度：600ppi
次の解像度を超える場合：900ppi - ・ 圧縮：ZIP
● 白黒画像
- ・ ダウンサンプル（バイキュービック法）
-
・ 解像度：1200ppi
次の解像度を超える場合：1800ppi - ・ 圧縮：CCITT Group 4
7.左側のメニューの「トンボと裁ち落とし」を選択します、設定は以下のようにしてください。
● トンボとページ情報
- ・ 内トンボ：チェックをつけてください
- ・ 外トンボ：チェックをつけてくださいつけてください
- ・ センタートンボ：チェックをつけてください
- ・ 種類：丸なしセンタートンボ
- 太さ：0.50pt
● 裁ち落とし
- ・ 天/地/左/右：3mm
角形封筒・長形封筒・洋形封筒・少部数 紙製クリアファイルをご入稿される場合のPDF書き出し手順
● トンボ
- ・ トンボ:チェックはつけないでください
● 裁ち落とし
- ・ 天/地/左/右：0mm
※封筒のフラップ（フタ）部分は不要です。
8.左側のメニューの「色分解」を選択し、「カラー変換なし」にします。
9.「書き出し」で、PDF/X4形式のPDFが保存されます。
注意点
- ● 保存したPDFはご入稿前に、データ通りにデザイン・内容が正しく再現されているか、必ずご確認ください。
- ● 当店では、PDF内のデザイン・内容の校正・校閲は行いません。絵柄が正しく再現されていないPDFをご入稿いただいた場合、
そのまま印刷されてしまう可能性がございます。ご注意ください。
