【セミナー資料印刷】勉強会や会議に必要な資料冊子を作ろう
会社内での会議や勉強会の際に、参加者に配布されるセミナー資料。
セミナーの進行を補助する簡易的な資料ですが、印刷・製本する際にも、使いやすさ・読みやすさを考慮して作成するとより効果的です。
ここでは、セミナー資料作りにおすすめのデザイン・印刷方法などセミナー資料冊子の作り方について紹介します。会議や勉強会でセミナー資料の印刷を行う人は是非、参考にしてください。
シンプルなデザインで伝わりやすくしよう
セミナー資料は読みやすく、誰にでも分かりやすい必要があります。
シンプルなデザインで内容を分かりやすくしておきましょう。
分かりやすい資料作りのポイントとして
・フォントは読みやすいものを選ぶ
・配色は3色を目安とする
・レイアウトの基本ルールを決める
この3点について紹介していきます。
読みやすいフォントを選ぶ
文章にどの種類のフォントを使用するかで、文章の読みやすさは大きく変わります。
読みやすさ・見やすさ・わかりやすさを意識してフォントを選びましょう。
見出しに使用するフォントは、明朝体よりも、文字の太さが均一なデザインのゴシック体の方が読みやすくなります。
本文におすすめのフォントはメイリオです。バランスがよく読みやすいデザインのフォントで、Windowsに標準搭載されているので使いやすいのが特徴です。太字も選べますので、強調箇所も分かりやすくすることができます。
本文では様々なフォントは使わず、特に指定がなければ、メイリオで統一しておくとよいでしょう。
また、フォントの種類だけでなく文字の大きさや、漢字・ひらがなの割合も大切です。
セミナー資料は、スクリーンに投影する場合も多いですが、後ろの席の人が見ても読み取れるかも予め確認するとよいでしょう。
配色は3色までに抑える
資料に様々な色を使用してカラフルにすると、配色が多く目がチカチカしてしまいます。
大切なのはお洒落に飾る資料よりも、見やすくわかりやすい資料です。
そのために、配色は3色までに抑えるようにしましょう。3色までなら読み手も資料を判読しやすく目が疲れるといったこともありません。
背景色は白をベースにして、テキスト文字は黒やグレーが好ましいです。
残り2色には、全体のテーマカラーとなる「メインカラー」、強調したいポイントに「アクセントカラー」を設定しましょう。アクセントカラーは、メインカラーが青ならオレンジなど相関関係にある補色を選ぶと、お互いのコントラストが際立ち、紙面がわかりやすくなります。
メインカラーは25%程度、特に強調したい箇所に使うアクセントカラーは5%程度で配色すると、ポイントが明確になり、モノクロの紙面より見やすくなります。
レイアウトの基本原則を守る
セミナー資料を作成する際には見やすいレイアウトの基本原則を守りましょう。
基本原則として以下の3つがあります。
①オブジェクトを整列する
文字や画像などのオブジェクトが整列していないと、読みづらい資料になります。
②余白を取っておく
文字が詰まっていたり、画像と文字が資料にぎっしり並んでいると、目が疲れて読みづらいです。
③位置関係を整理する
文章のまとまりや図などオブジェクトの位置関係が散乱していると、情報も散乱してしまいます。関連性を考えて、文章と図・画像を適切な位置に配置すると読みやすくなります。
セミナー資料のおすすめ仕様をご紹介!
ここではセミナー資料を製本する際におすすめの冊子仕様をご紹介します。冊子仕様はどれにすればいいか分からないと悩んでいる人は参考にしてください。
おすすめ製本方法は中綴じ
セミナー資料を製本する際におすすめの製本方法は「中綴じ製本」です。
中綴じ製本とは、用紙を二つ折りにして中央部分をホッチキスで綴じる製本方法です。
中綴じでは8ページと少ないページ数から綴じることができるので、十数ページ程度のボリュームになることが多いセミナー資料には最適です。
1枚の用紙を折って綴じているため、しっかりとページを開くことができ、冊子を開いたままでも机に置きやすい点も適しています。見開きを利用した写真やイラストなども掲載しやすいです。
おすすめサイズはA4・A5サイズ
セミナー資料におすすめの用紙サイズはA4 ・A5サイズです。
A4サイズ(210mm×297mm)は、一般的にコピー用紙としてよく使われているサイズです。
会社の資料や冊子にも多く使用されており、用紙サイズとしては最も一般的で、情報も多く掲載できます。
持ち運びには少し大きさを取りますが、セミナーではA4サイズのクリアファイルが入る大きさのカバンを用意している人がほとんどですので、問題無いでしょう。
A5サイズ(148mm×210mm)は、A4サイズの半分のサイズです。
ガイドブックや文芸誌などにも使用されることが多く、A4サイズと同様、目にすることが多い用紙サイズです。
見開きの状態でもA4サイズなので、コンパクトにまとめることができ、持ち運びやカバンに入れるのも容易です。
持ち運びのしやすさと、掲載できる情報量のバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。
おすすめの用紙は上質紙!マットコート紙・コート紙も◯
セミナーでは大人数に資料を配布し、時には写真やイラストなどで要点を強調して説明する必要があります。
ここでは、セミナー資料におすすめの3種類の用紙として「上質紙」「マットコート紙」「コート紙」について紹介していきます。
上質紙:書き込みやすく、コピー用紙に近い質感で目にやさしい用紙
上質紙はコピー用紙に近い質感で、光沢も無く、素朴な風合いで目に優しい用紙です。
コピー用紙同様に、筆記性が良いため、セミナーでのメモ書きにも適しています。
資料内にメモ欄を設けたい場合は、上質紙が最適です。
マットコート紙:文字も読みやすく、発色も十分
マットコート紙はカタログやパンフレットに使用されることが多い用紙です。
インクの載りがよく、発色も良いため、文字や写真が綺麗に印刷再現できます。
後に紹介するコート紙に比べると、光の反射が抑えられており、紙面が読みやすいのも特徴です。
筆記性は低めですが、文章の読みやすさや見栄えを重視する場合におすすめです。
コート紙:高級感があり、発色が良い
コート紙は、カラー印刷用紙では最もオーソドックスに使用されている用紙です。
表面に光沢があり、発色が良いのが特徴です。
高級感のある用紙で、セミナー資料でも写真やイラスト・文章を綺麗に印刷で再現できます。
こちらも筆記性は低いですが、見栄えを重視したいセミナー資料を作りたい方にはおすすめです。
その他の冊子印刷で使われる用紙についてはこちら
>>製本時の用紙に迷う人必見!冊子印刷の用紙の選び方
セミナー資料におすすめの「カラーページ差し込み」
セミナー資料は、モノクロの白黒文字だけでなく写真やイラストを入れて読みやすい資料作りを意識しましょう。
強調したい箇所やアピールポイントのページはカラーで印刷できる「カラーページ差し込み」がおすすめです。
表紙や扉ページだけをカラーページで印刷したり、イラスト・写真が入るページだけカラー印刷することで、読み手に情報が伝わりやすくなります。
全てのページをカラー印刷する「フルカラー印刷」では料金も全てのページ分かかってしまいますが、「カラーページ差し込み」ではカラー印刷するページ分の費用で抑えることができます。
セミナー予算に余裕がない場合や、思ったより費用がかかってしまう場合に検討してみるとよいでしょう。
まとめ
セミナー資料の印刷製本で大切な点は、読みやすく分かりやすい内容・デザインと、使いやすいサイズや用紙を選ぶことです。
カラーページ差し込みなども活用しながら、費用を抑えて分かりやすいセミナー資料を作りましょう。
ネット印刷プリントモールはお客様のセミナー資料印刷を全力サポートします。分からないことがあれば気軽にご相談ください。
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