【冊子印刷】増刷ってどんなサービス?知っておくべきポイント

冊子印刷サービスにおける「増刷」は、想定よりも早く在庫がなくなってしまった場合や、思わぬ反響で追加部数が必要になった場合などに役立つ便利なサービスです。しかし、初めて増刷を依頼する場合は、具体的な手順や注意点などが分からず、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、お客様から多くのご注文をいただいている「増刷」サービスについて、ご紹介いたします。

在庫切れを防ぎ、販売機会を逃さないために有効な手段である増刷について、その仕組み、メリット、具体的な手順、注意点などを分かりやすく解説します。記事を参考に、ぜひ増刷サービスをご活用ください。

増刷とは?重版や改訂との違い

たっぷりの情報量でお届けできる「冊子」

増刷とは、過去に印刷した冊子と同じ内容で、追加部数を印刷することです。内容に変更はなく、あくまでも部数を増やすためのサービスとなります。

一方、重版は、内容の一部を修正・訂正して印刷することです。誤字脱字の修正や、最新の情報への更新などが該当します。

改訂は、内容を大幅に変更して、新しい版として印刷することです。大幅な加筆修正や、レイアウト変更などが該当します。

増刷は、重版や改訂と異なり、内容に変更がない点が特徴です。そのため、データ修正やデザイン変更などの手間がかからず、短納期で対応できます

増刷のメリット

増刷には、以下のようなメリットがあります。

・在庫切れを防ぎ、販売機会を逃さない
・短納期で対応できる
・データ修正やデザイン変更の手間がかからない

特に、在庫切れを防ぐという点は、大きなメリットと言えるでしょう。せっかく販促効果の高い冊子を作成しても、在庫切れで販売を停止せざるを得ないのは、大きな痛手となります。増刷サービスを活用することで、常に安定した供給体制を築くことができます。

また、短納期で対応できるという点も大きなメリットです。在庫切れが迫った場合でも、増刷サービスを活用することで、迅速に冊子を補充することができます。

さらに、重版や改訂の場合は、内容の変更に伴うデータ修正やデザイン変更が必要となりますが、増刷の場合は既存のデータを使用するため、手間がかからないメリットがあります。

増刷の仕組み

一般的に、増刷の仕組みは、以下の通りです。

①お客様から増刷を依頼
②印刷会社が過去の印刷データを呼び出す
③必要に応じて、データの修正を行う
④印刷・製本
⑤納品

増刷サービスの対応は印刷会社によって異なります。増刷の対応がなく、注文の都度、印刷データ送付が必要な印刷会社もあります。サービスの有無については、印刷会社に確認するとよいでしょう。

当店プリントモールでは、増刷依頼も受け付けております。過去1年以内にご注文・納品された商品は、過去の印刷データを呼び出すため、お客様からのデータの再入稿は不要です。

増刷のご注文方法|プリントモール
https://printmall.jp/zousatsu

増刷を依頼する際の注意点

増刷を依頼する際には、特に、冊子の種類や部数、納期、印刷方法に注意するとよいでしょう。

増刷したい冊子の種類や部数

まず、増刷したい冊子の種類と部数を明確にしておく必要があります。冊子の種類によって、増刷できる部数が制限されている場合があります。また、部数によって、印刷単価が変動する場合もあります。

納期

増刷を依頼する際には、納期も確認する必要があります。特に、在庫切れが迫っている場合は、早めに依頼する必要があります。

印刷方法

冊子の種類や部数、納期によって、最適な印刷方法が異なります。印刷会社に相談しながら、最適な印刷方法を選ぶとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

増刷は、在庫切れを防ぎ、販売機会を逃さないために有効な手段です。
増刷を依頼する際には、特に、冊子の種類や部数、納期、印刷方法に注意しましょう。

冊子製本お役立ちコラム編集部

冊子の印刷製本を考えている方に、知っておきたい知識やお得な情報をお届けしています。はじめての方にもわかりやすく丁寧な記事を心がけています。 日々、お客様からのお問い合わせと注文対応に追われながら学ばせていただいています。

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