Wordのテンプレートを使って、誰でも簡単に印刷物を作る方法(ワード)
夏に向けて、これから様々なイベントが開催されます。
イベントの告知にチラシやパンフレットなどを作成される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで、プリントモールではチラシ・パンフレット・はがき・名刺のテンプレートはillustrator(イラストレーター)のみであったところ、新たにword(ワード)のテンプレートを追加いたしました。
今回は、これまでテンプレートを利用できなかったが、チラシなどの印刷を検討している人に向けて、wordのテンプレートを使って、簡単に印刷物を作る方法をご紹介します。
※記事内アプリケーション:Microsoft Office Word2019
※ソフトのバージョンにより、名称などが異なる場合がございます。
Word(ワード)テンプレートのダウンロード手順
まずは、今回新たに追加されたWord(ワード)テンプレートのダウンロード方法手順を説明します。下記URLより、作成したい印刷物を選択します。
■テンプレートダウンロード
https://printmall.jp/templates
今回はチラシを選択します。
このページより、作成したい印刷物のサイズ、折り方に応じてテンプレート選択します。
今回は「A4・折りなし」を選択します。
ダウンロードが完了したら、「開く」を選択します。
Zipファイルの中にには「tate」と「yoko」の2つのファイルが入っている含まれていますので、希望のファイルを選択します。
「tate」にはT297mm×Y210mm、「yoko」にはT210mm×Y297mmのチラシを作成するためのテンプレートが入っています。
今回は「tate」のテンプレートを使用します。
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テンプレートの枠線の解説
テンプレートを開いてみると、白の四角の外枠に■黄色の線、その外側に■青い線、一番外側に■赤い線があります。
これはそれぞれ下記を意味しています。
■黄色の線:絵柄や文字が切れないようにするために、この線の内側に配置してください。断裁位置より、3㎜内側に設定されています
■青色の線:この線の内側は印刷仕上がり範囲となります。
■赤色の線:塗り足しと呼ばれる範囲です。印刷仕上がり範囲より3㎜大きく設定されています。印刷後に断裁を行う際、印刷物を何枚も重ねて一度に断裁を行います。そのため用紙の伸縮や刃先の厚み・流れなどの影響で、断裁のズレが生じる場合がございます。
断裁機のわずかな位置ズレにより、紙端に印刷のない白場が見えてしまうのを防ぐため、仕上がり位置の外側に3mm以上、わざとはみ出すように余分にデザインしておくことを「塗り足し」といいます。
そのため、紙端まで絵柄のあるデザインの場合、テンプレートの■赤い線の内側に絵柄を配置してください。
デザインの配置について
紙端まで絵柄をのせたい場合は、このように■赤い線までデザインしておきます。
《OK例》
《NG例》
■青い線までしかデザインがなかった場合、断裁時のずれにより、デザインの外側の白い部分が見える可能性があります。
■黄色の線までしかデザインがなかった場合、白フチのついた状態の印刷物が出来上がります。
PDF変換
データが完成したら、最後にWord(ワード)からPDFファイルへ変換します。
PDFは、情報の配布・交換を目的として作られたフォーマットです。Wordのような、編集可能な形式のデータと比較して、紙面情報が固定化されています。
適切な方法で書き出されていれば、パソコン環境を選ばず対応可能であり、フォントを自動で埋め込みできるため、入稿後に「フォントがなくて文字化けした」などのトラブルを抑えることができます。
PDFへの変換方法としては、以下の2つの方法があります。
- CubePDFで変換する(https://printmall.jp/tech/conversion/office_pdf#content01)
- Officeソフトで変換する(https://printmall.jp/tech/conversion/office_pdf#content02)
まとめ
いかがでしょうか。
この記事では、Word(ワード)のテンプレートを使ったデータの作り方を解説しました。
テンプレートを使うことで、再入稿の大きな要因となる「塗り足し不足」を回避することができます。
是非、Word(ワード)のテンプレートを使ってみていただけますと幸いです。
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