会社案内は用途を意識して作成しよう!魅力を引き出す仕様もご紹介
会社案内とは、企業の商材や魅力を顧客に伝えるためのツールです。
しかし、実際に会社案内を作るとなると何から決めたらいいのか悩んでしまいますよね。
「他社と差別化するには何を記載するべきか?」「どのような仕様で作ればいいのか?」
そもそも会社案内を作る目的も分からず、難航してしまう企業も多いです。
この記事では会社案内の作成方法について、目的から一連の流れを含めて詳しく解説します。
併せて、会社案内の用途に合わせた作成ポイントや、
無料で使えるテンプレートの紹介もしています。ぜひ最後まで読んでみてください。
企業にとっての会社案内とは
会社案内とは、企業についての基本情報を知っていただくためのツールです。
初めて会う方へ自己紹介と共に手渡す、
いちばん最初のコミュニケーションツールとも言えます。
掲載内容としては、企業理念、代表挨拶、会社概要、沿革、業務内容などです。
まずはこれらの基本情報を記載することで、社会に対しての企業としての役割を提示します。
会社案内は、企業の商材やサービス、魅力やコンセプトを読み手にわかりやすく伝える内容
でないといけません。
紙面が限られた中で、いかに必要な情報が分かりやすく簡潔にまとまっているかが
重要なツールと言えるでしょう。
会社案内を作るときの流れ
ここからは、会社案内を作る一覧の流れを解説していきます。
会社案内は会社全体の協力が制作に不可欠です。
チーム内で流れを把握しながら制作に取り組みましょう!
1.コンセプト、構成の決定
まずは会社案内を作る目的をチーム内で共有します。
入れたい内容について話し合い、中心となる軸に沿って進行していきます。
決めていく内容はおおまかに以下の5点です。
・納品までの全体スケジュール
・費用感のすり合わせ
・必要な素材(原稿や写真)の把握
・デザインテイスト
・印刷物の仕様
2.原稿の作成
会社案内に記載する内容を、原稿にまとめる作業です。
社内外で取材や座談会を行い、従業員や顧客の声を収集しておきましょう。
原稿に合わせていれたい図表やイラスト、会社の外観写真や商品画像なども
収集していきます。
3.デザイン
原稿と素材を決定した仕様に落とし込んでいきます。
原稿に間違いがないかなども校正していきます。
4.印刷、完成
校了がでた最終データを印刷していきます。
色合いなどの最終確認をおこない、完成です。
会社案内は用途によって使い分ける
会社案内は用途によって使い分けることで、余分な情報を与えることなく、
より明確に伝えたいことだけを発信できます。
会社案内の用途は主に3つに分けることができます。
・ブランディングツール用
・営業活動用
・就活、リクルート用
それぞれの用途ごとの作成ポイントを確認していきましょう。
企業のブランディングツールとしての会社案内
会社案内として最も多いのが企業のブランディングツールとして活用されるものです。
事業の核となる強みを提示し、読み手に企業を認知、理解させることを目的とします。
読み手の元に残る、企業の分身のようなものです。
企業の信念や社会的信用が伝わるような内容を記載することも大切ですね。
配布する対象が広範囲にわたるため、難しい用語は使わず読みやすい文章を心がけましょう。
【ブランディングツール用の会社案内】作成ポイント
・事業の核となる強みを提示する
・競合他社と差別化できるブランディングを意識する
・専門用語や難しい表現は控え、初めて見た人が理解しやすい内容に
商材をまとめた営業活動用の会社案内
営業先やイベントで直接配布をする営業ツールとしての会社案内は、
企業の取り扱っている商品やサービスをメインにまとめていきます。
カタログのようにすべてを網羅する必要はなく、特にアピールしたいものをピックアップ
し営業先でのトークを補助するツールとしても活躍します。
【営業活動用の会社案内】作成のポイント
・取り扱いをしている商材やサービスをわかりやすく掲載する
・トークの補助となるスライドのようなデザインを意識
→イラストや画像を大きく配置するとなおよし
・古い商材やサービスは随時チェックし、改訂していく
就活・リクルート用に作成する会社案内
就職説明会や就活イベントなどで活用する会社案内は、
入社希望者に向けて、いかに企業の魅力を伝えることができるかが大切になってきます。
企業の基本情報はもちろんですが、
入社後の働き方や生活をイメージできる情報を記載するとよいでしょう。
実際の社員へのインタビューや社内の雰囲気がわかる写真を掲載することで、
イメージが掴みやすくなりますね。
【リクルート用の会社案内】作成ポイント
・企業情報だけでなく新入社員、先輩社員インタビューなど既存社員の社員や声を反映させる
・求職者が働きたいと感じるデザイン、企業イメージをもたせる
・どのような仕事を行うか入社後のイメージを伝える
仕様を工夫してより魅力的な会社案内に
コンセプトや用途の次は、仕様を決めてより魅力的な会社案内にしましょう。
仕様を工夫することで、読み手の興味を引いて読んでもらえる確率も上がります。
4種類の仕様を紹介していきますので、参考にしてみてください。
印象に残る会社案内にするために、定番の二つ折りはもちろん、折りや加工を
工夫した仕様も検討してみるとよいでしょう。
定番の「二つ折り」
二つ折りとは、紙面を半分に折る最も一般的な仕様です。
紙面構成は4面(表紙・裏表紙・中面右・中面左)になり、基本的な情報を簡潔に
伝えることができます。
1枚の紙面を折っただけなので、かさばらず手渡しやすい上にリーズナブルなコストで
作成することができます。
営業ツールとして渡しやすく、貰い手も気軽に受け取りやすい仕様です。
>>二つ折りパンフレットをネット印刷プリントモールで確認!
たっぷりの情報量でお届けできる「冊子」
冊子仕様は紙面を多く確保できるため、読み手に充分な情報を伝えることができます。
写真やイラストをふんだんに使用して、強調したい内容を大きく配置したりなど、
より良い見せ方を模索できます。
会社で取り扱っている商品カタログを、そのまま掲載することもできるため
パンフレットの役割も担えます。
持ち運びにはかさばりますが、冊子は完成度が高い印象があり、保管されやすい仕様
といえます。
>>会社案内の冊子をネット印刷プリントモールで確認!
開くワクワク感を演出「両観音折り」
両観音折りの会社案内は、開くワクワク感を演出でき、ページの開きに沿って
ストーリー仕立てで会社の魅力を伝えられるユニークな仕様です。
両観音折りとは、1枚の紙面の中央部分に向けて両端を折り込む四つ折りの一種です。
表裏面それぞれが4分割され、計8面の情報を届けることができます。
折りたたむことでかなりコンパクトになるため、
手軽に持ち運べ、配りやすく設置にもスペースをとりません。
>>両観音折りパンフレットをネット印刷プリントモールで確認!
インパクト抜群!印象に残る「ポップアップ」
受け取った人に会社案内を強く印象づけたい場合は、ポップアップ仕様がおすすめです。
開くと飛び出す絵柄は、読む人の印象に残り、後で見返されたり保管されやすいのが特長です。
開いていると周囲の人の目にもとまりやすい形状は、イベントや展示会などにも
おすすめです。
>>ポップアップリーフレットをネット印刷プリントモールで確認!
ポップアップを名刺につけて小さな会社案内に
名刺にポップアップをつけて小さな会社案内を作成することも可能です。
開いた瞬間に飛び出す絵柄は、
名刺交換時の会話のきっかけを生み出すツールとして活躍します。
手軽に持ち運べるコンパクトな仕様で、訪問時に強い印象を残せる営業ツールです。
>>ポップアップ名刺をネット印刷プリントモールで確認!
会社案内の作成に無料で使えるテンプレート
印刷用のデータを作ることがはじめての方でも安心して利用できる
会社案内の作成に無料で使えるテンプレートをご紹介します。
サイズや仕様、折り位置などは入稿予定の印刷会社の規定の確認を事前に行いましょう。
Officeソフト用テンプレート
Officeソフトは、
公式サイトやソフトで無料で使用できる各仕様のテンプレートを公開しています。
これらのテンプレートの利用方法を紹介していきます。
・Microsoftの公式サイトからテンプレートをダウンロードして利用する
>>https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc
手順1 テンプレート検索画面から作りたい仕様を検索する
手順2 テンプレートを選び、印刷用データの作成を行う
・Officeソフトから直接検索したテンプレートを使う
手順1 「新規」をクリックする
手順2 検索画面から作りたい仕様を検索する
手順3 テンプレートを選び、印刷用データの作成を行う
Adobeソフト用テンプレート
ネット印刷プリントモールは、
Adobeソフトで無料で使用できる各仕様のテンプレートを公開しています。
>>https://printmall.jp/templates
これらのテンプレートの利用方法を紹介していきます。
手順1 「テンプレート一覧」から作りたい仕様のテンプレートを選ぶ
手順2 印刷用データの作成を行う
※各サイズや折り位置はプリントモールの商品仕様に合わせたものです。
作成する前に事前にご確認ください。
まとめ
この記事では会社案内の作成方法について、一連の流れを含めて詳しく解説しました。
会社案内はブランディング、営業、採用と様々な用途で
必要になる企業として必須のツールです。
用途に応じた仕様とデザインを考慮して、読み手の興味を惹き付ける工夫をしてみましょう。
作成に悩んだ時は、この記事を参考に、
自社の魅力が存分に伝わる会社案内を作ってくださいね。
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