本一冊に必要な文字数は?~最適な文字・行間のサイズ~
一冊の本を作るのに必要な文字数は、一体どれくらいだと思いますか?
文字メインの冊子作成を考えている方の多くが気になっていることでしょう。
しかし、一冊の本の文字数は、文字の大きさや紙面のレイアウト等によって異なり、一概には言えないのです。
この記事では、文字数の算出にあたって重要な、文字・行間・余白のサイズ設定について解説します。自分が作りたい本に最適なサイズを見つけましょう。
一般的な本の文字数
一冊の本の文字数は、文庫で10~12万字程度、新書で8~12万字程度といわれています。どちらも1ページあたりの文字数は15行×40字=600字ほどです。
単純に計算すると、10万字で167ページ前後。表紙や本文用紙にもよりますが、標準的な厚さの本に仕上がります。見出しや図表、扉ページ等が入ると、実際のページ数はこれより多くなるでしょう。
また、文字メインの冊子でよく採用されるA5サイズの紙面だと1ページに入る文字数は950字ほど。10万字で約100ページの本を作成できます。
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サイズ設定
本一冊の文字数から総ページ数を算出するためには、1ページあたりの文字数を先に計算しておく必要があります。その際に重要なのが、「文字」「行間」「余白」の3つのサイズ設定です。
これらのサイズ設定によって、読者に与える印象や読みやすさも変わるため、本の種類や用途に合わせて調整しましょう。詳しく解説していきます。
文字のサイズ
出版物の文字のサイズはpt(ポイント)という単位で表します。本文の文字サイズは8~10pt程度が一般的で、文庫本でも使われています。
教科書や学習用テキストであれば、文字サイズはやや大きめの10.5ptから14ptがおすすめです。読者の年代が40代以上の場合も同様に、大きめの文字サイズに設定しておくと良いでしょう。
文字サイズは読みやすさを左右する重要な要素。どれだけ内容が良くても、文字が小さすぎると読み続けるのが辛いですよね。読者がストレスなく読み進められるようなサイズを検討しましょう。
行間のサイズ
標準的な行間は文字サイズの1.5倍程度。つまり、行と行の間に文字の半分の高さの余白をとった状態です。
例えば、文字サイズが10ptの場合、標準的な行間のサイズは15ptとなります。
行間が狭すぎると、読者に窮屈な印象を与えます。読んでいるときには視線が隣の行にずれてしまい、文字を目で追っていくことが困難です。中高年には文字が重なって見えてしまう可能性もあります。
一方、行間を広くとると、落ち着いた印象になります。詩集には広めの行間が合いますね。行間が広すぎると読みづらくなるので、微調整しながら決めましょう。
余白のサイズ
余白の少ないレイアウトは、読者に窮屈な印象を与えてしまいます。紙の端まで文字が配置されていると、印刷して裁断する際、文字が切れてしまう危険もあります。重要な部分を失わないように設計しましょう。
余白のサイズ次第で、紙面の見栄えはぐっと良くなります。市販の本の中から読みやすいと感じるものを探し、余白のサイズを測ってみてください。そして自分の本にも同じサイズの余白を設けるとイメージ通りの紙面が作れますよ。
まとめ
本一冊の文字数は、文庫本だと10~12万字程度。本文の文字サイズは8~10pt、行間は文字サイズの1.5倍程度が基本の数値です。
これらの数値を参考にしつつ、本の用途や読者の年代にあわせて微調整しましょう。市販の本を測ってみることも、理想的なサイズ設定への近道です。
文字・行間・余白のサイズは、本の見た目と読みやすさに直結する重要な要素です。最適なサイズを検討し、読者がストレスなく読める冊子を作りましょう。