本・冊子の余白「ノド」とは?デザイン・製本するなら必見

本・冊子の余白「ノド」とは?デザイン・製本するなら必見

この記事では、冊子を作る際の「ノド」についてご紹介します。
本・冊子を作る際には、製本の影響を考慮して、ページ内の余白を設計する必要があります。
冊子の印刷製本を検討している人はこの記事を読んで参考にしてください。

冊子を作る際に考慮したい余白「ノド」とは

「ノド」とは、冊子を開いた時に内側にあたる、中央の綴じ目が来る部分です。
ノドから紙面内の絵柄までの余白をノドアキ(ノド空き)と呼びます。

反対に、冊子を開いて外側にあたる用紙の端部分は「小口」と呼びます。

製本_ノド_1

ノドの余白を考慮しておく理由

冊子を作る際には、製本時の断裁や綴じを考慮して、紙面内に原稿をレイアウトする必要があります。

ノドまで原稿を掲載すると、製本時に、ページのノド側は綴じられるため、ノド付近の原稿は隠れて見えなくなってしまいます。
そのため、ノドの余白(ノドアキ)を考慮した余白設計が必要になります。また、ノドの余白をどれだけ空けるかで紙面の見栄えも変わります。

代表的な3種類の綴じ方に合わせたノドの余白のポイントを紹介します。

無線綴じの場合

無線綴じ製本の場合は、ノドの余白をページ数に応じて設計する必要があります。

無線綴じでは用紙の背を糊で固めて綴じます。そのため、ページのノド側は数ミリ程度綴じ込まれてしまい、ノド付近の絵柄は見えなくなってしまいます。

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ページ数の多い冊子にも対応できる無線綴じですが、糊付けする構造上、ノド付近まで完全に開きづらい特徴があります。
ページ数が多いほど、紙の厚みも相まって、よりノド付近の絵柄は見えなくなってしまいます。
そのため、無線綴じのノド側の余白は多めに空けておく必要があります。

以下の数値を目安にノド側の余白を空けておくとよいでしょう。

・50ページ以下の冊子:ノド側の余白を最低10mmは空ける
・50ページ以上の冊子:ノド側の余白を15mm〜25mm空ける
製本_ノド_3

中綴じの場合

中綴じ製本の場合は、無線綴じよりもノド側までページを開ける構造のため、ノドの余白をそれほど気にする必要はありません。
針金で綴じる構造上、見開きを綺麗に開くことができ、絵柄が綴じ込まれて隠れることもありません。

製本_ノド_4

しかし、ページ数が数十ページと多い場合は、始まりと終わりのページに近づくにつれて、ページの厚みによってノド部分が読みづらくなる場合があります。
紙面設計の際は、10mm程度ノド側の余白を設定しておく方がよいでしょう。
読みづらさも無くなり見栄えもよくなりますので、おすすめです。

平綴じの場合

平綴じの場合はノドの余白を考慮しておく必要があります。

平綴じは、重ねたページのノド側から5mm程度の位置をホッチキスなどで綴じる製本方法です。
そのため、ノド側から5mm程度は全て絵柄が隠れてしまいます。

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また、ページ数が多くなるにつれ、ページの厚みによって、綴じ位置に近い部分も隠れてしまう可能性があります。

綴じ位置までの5mmに加えて、さらに5mm程度は余白を空けると安心です。
ノド側の余白は最低10mm程度に設定して原稿をレイアウトしましょう。

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データ作成時のノドの余白について

ノド付近の文字や絵柄を配置する際には、様々な注意点があります。
冊子のページデータ作成時の注意点について見ていきましょう。

ノドの近くには文字を置かない

ノドの近くに文字を置かないように注意しましょう。

無線綴じや平綴じではノドの近くに文章を置いた場合、綴じ込まれるため、隠れて見えなくなります。

製本_ノド_7
中綴じの場合でも、ノドの近くに文字が配置されていると読みづらくなってしまいます。
余白を考慮してノドの近くには文字を置かないようにしておくことをおすすめします。

また、ノド以外にも小口・天地側も余白を設定すると見栄えがよくなります。
本文以外のタイトルやグラフなども設定した余白の内側に収めることでスッキリと見やすい紙面になります。

ノド側に画像を配置する場合は、余白を空けず配置

ノド側に画像を配置する場合は、余白を空けずに配置しましょう。

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見開き全体で見せたい画像やグラフを配置したい場合、ノドの余白を入れてしまうと見開きにまたがって綺麗に印刷できません。
ノドの余白部分によって、画像が途切れてしまいます。

製本する際には断裁機のズレによって小口・天地の用紙外側部分の断裁が数mmズレてしまうことがあります。
この断裁時のズレを考慮してあらかじめ、仕上がり部分の外側に3mm以上余白を設定しておくことを「塗り足し」「断ち落とし」といいます。

ノド側に画像を配置する場合は、この「塗り足し」のギリギリまで画像を配置しましょう。

無線綴じ冊子で知っておきたい「ノド割れ」

無線綴じ冊子で発生することがある「ノド割れ」についても知っておきましょう。

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ノド割れ」とは、冊子の背を綴じている糊が剥がれることでノド部分が割れて本が開きっぱなしになってしまう状態です。
本の背を押し付けて大きく開こうとしたり、本を開いたままにしようと強く開くと、ノド割れは起きやすくなります。

ノド割れを防ぎたい場合におすすめの製本方法

ノド割れを防ぎたい場合はPUR製本がオススメです。
PUR製本は、通常の無線綴じ冊子より、接着強度・耐熱性に優れた「PUR系ホットメルト接着剤」を使用した無線綴じ冊子です。
通常の無線綴じ冊子より、見開きがいっぱいまで開きやすく、ノド割れがしづらい冊子にできます

ネット印刷プリントモールでは、一般的なPUR製本よりもさらに丈夫で開きやすい「新PUR製本」を取り扱っています。
新PUR製本では、冊子の開きやすさを重視して開発した専用糊を使用しています。ぜひ、お試しください。
>>PUR製本とは?無線綴じや新PUR製本との違いについても紹介

まとめ

冊子のページデータを作る際には、製本を考慮して、ノド部分の余白を設計しましょう。
ノド付近に文章が入っていればノドに綴じ込まれて読みにくくなってしまいます。冊子の完成形をイメージした上で、原稿をノド付近に配置しないようなレイアウトを心がけるとよいでしょう。

ページの開きやすさや、ノド割れが気になる場合には、プリントモールの「新PUR製本」もおすすめです。冊子印刷をお考えの方は、ぜひご検討ください。

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冊子製本お役立ちコラム編集部

冊子の印刷製本を考えている方に、知っておきたい知識やお得な情報をお届けしています。はじめての方にもわかりやすく丁寧な記事を心がけています。 日々、お客様からのお問い合わせと注文対応に追われながら学ばせていただいています。

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