同人誌でオリジナリティを出すためのオススメ加工のご紹介
![同人誌でオリジナリティを出すためのオススメ加工のご紹介!](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_0.png)
「凝った装丁の同人誌にしたい」「目立つ同人誌をつくりたい」と思われているあなた。
そんな方のために、
この記事ではオリジナリティあふれる冊子の表紙や本文の加工の方法をご紹介します。
同人誌の世界を広げるためのアイデアの数々を、ぜひご自身の同人誌づくりに活用ください!
「同人誌」とはどんなもの?
![「同人誌」とは?](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_1.png)
同人誌とは、個人や同じ趣味・志をもつ仲間(同人)が集まって、
マンガやイラスト、物語、小説などの作品をまとめて本にしたものです。
個人や同人が、原稿・原画の執筆から編集、発行までを、
資金面のすべても担ってつくる形式の本です。
こうして制作された同人誌は「同人誌即売会」などの
イベントで「頒布(はんぷ)」といわれる形態で販売、または配布されます。
また、同人誌は「オリジナル(一次創作)」と「パロディ(二次創作)」
の2 つに大きく分類することができます。
・オリジナル(一次創作)とは、
個人や同人が創作した物語や小説、マンガなどの作品です。
個人の創作した詩や俳句、短歌などの詩集・句集もオリジナルの作品になります。
・パロディ(二次創作)とは、
原作のオリジナルを元ネタにして二次的に話をつくりあげることです。
※パロディ(二次創作)についてはそれぞれの原作元や企業が発表している
ガイドラインやルールをご自身で確認の上活動を行いましょう。
同人誌を作る楽しさ
同人誌の発行は、自分にとってかけがえのない作品を世に送り出す行為です。
そして同人誌即売会・イベントの会場に並べた自分の作品が、
ほかの参加者や一般の読者に受け入れられるということは、他に代えがたい達成感や喜びが生まれることと思います。
自らが作りたいから作る、それならばより良いものを作りたい!
試行錯誤の繰り返しで同人誌は生まれています。
こだわりたい!本の装丁とは?
![こだわりたい!本の装丁とは?](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_2.png)
数ある同人誌のなかから自分の同人誌を手に取ってもらうためには、
本の装丁にはこだわりたいものです。
タイトルとあわせて表紙、裏表紙、背表紙などの
本の外見のすべてをデザインすることを出版用語で「装丁(そうてい)」と呼びます。
装丁は同人誌の魅力をより引き出すことに繋がります。
ぜひご自身の同人誌に合わせた装丁を考えてみてはいかがでしょうか。
装丁をすることで得られる効果
![装丁をすることで得られる効果](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_3.png)
最初に読者が目にするのは表紙です。
例えば、表紙にPP加工をほどこすことで、カラーのイラストや写真が
より鮮明にツヤツヤとした仕上がりになり読者の印象に残る本を作ることができます。
また、帯やカバーをつけて書店に並んでいるかのような装丁にしたり、
見返し部分に色のついた用紙を入れてデザイン性を高めることも可能です。
このようにして、表紙の加工や本の装丁にオプションを加えることで、
読者に訴えかける同人誌をつくることができます。
表紙や装丁でオリジナリティを出すためのオススメ加工
ここからはネット印刷プリントモールでオススメしている表紙や装丁に加工をほどこす、
具体的な加工についてご紹介します。
表紙PP加工
![表紙PP加工](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_4.png)
同人誌の表紙にオススメなのは表紙PP加工です。
PP加工とは、特殊なフィルムを貼り合せて表紙にツヤツヤとした光沢をだす加工です。
この加工をほどこすことで、表紙に光沢や耐摩擦性を与えてくれます。
また、水や汚れに強くなり耐久性も増します。
表紙PP加工には、2種類のタイプがあります。
・艶のないタイプのマットPP 貼り(つやなし)
・艶と光沢のあるグロスPP 貼り(つやあり)
同人誌の表紙のイメージにあわせて選びましょう。
カバー・帯
![カバー・帯](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_5.png)
プリントモールでは同人誌にオプションとしてカバーと帯をつけることもできます。
カバーと帯のついた本は、読者の目に留まる確率が高まります。
カバーと表紙・帯とあわせて工夫して装丁することで、
作品の世界観を2倍、3倍に引き立たせてくれます。
帯にはあなたの筆力を十分に発揮した宣伝効果抜群のコピーで仕上げましょう!
表紙のPP 貼り加工とのセットでのご利用もおすすめです。
見返し
![見返し](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_6.png)
本の表紙と本文の間に、
見返しという用紙を挟み込む方法も本のグレードをアップする秘訣になります。
見返しには、本の仕上がりやデザイン性を高め、本の中身を保護するという効果があります。
見返しの用紙には、上質紙や用紙に色がついている色上質紙などをご用意しております。
豊富な色がそろっている色上質紙と装丁をあわせることで作品の世界観が高まる加工です。
新PUR製本
![新PUR製本](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_7.png)
新PUR製本とは、本を綴じる(無線綴じ)接着剤に工夫を加えて、
ページを開きやすくした製本方法のことです。
従来の無線綴じの製本方法に比べて、強度と耐久性を高める効果があります。
また、従来よりも本の内側(ノド)まで思い切り開くことができるなどがメリットとしてあげられます。
ページの開き具合を気にすることなく、
見開きいっぱいに作品の世界観をデザインすることができます!
ブックインブック
![ブックインブック](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_8.png)
ブックインブックとは、学習参考書によく見られる製本方法の一種です。
問題集の中に別冊子として解答・解説集を綴じ込むといった用途で広く使用されています。
このブックインブックを同人誌に使用する場合を考えてみましょう。
例えば、ミステリーの要素のある作品のなかに伏線としてのストーリーを綴じ込んだり、
マンガの場合ならキャラクターを一覧表にして綴じ込んだりできます。
キャラクター同士の関係性がひと目でわかる相関図を綴じ込んだりするなど…
使い方は多岐にわたります。
エッジプリント
![エッジプリント](https://printmall.jp/blog/wp-content/uploads/2022/07/column-img_doujinshi-original_9.png)
エッジプリントとは、本の断裁面に文字やイラスト、
色を印刷する加工方法です。
同人誌の装丁にこのエッジプリントを使用することで外側に文字を浮かび上がらせたり、
マンガのキャラクターの顔やシルエットを浮かび上がらせるなどの工夫ができます。
そのほかにも作品の世界観が広がるあなただけのアイデアを考えてみましょう。
まとめ
同人誌でのオススメ加工のアイデアの数々を紹介しました。
オプションつきの印刷方法を選べばあなただけの
同人誌の世界をふくらませたり広げたりすることができます。
この記事を参考にしてあなただけの
オリジナリティあふれる同人誌をつくってください!
同人誌の加工オプションをご希望の場合は、
お問い合わせフォームよりご希望の冊子仕様と加工オプションをご連絡ください。
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