話題の冊子「ZINE(ジン)」を印刷したい!おすすめ製本を紹介

話題の冊子「ZINE(ジン)」を印刷したい!おすすめ製本を紹介

「ZINEというおしゃれな冊子を自分も作ってみたい!」
「ZINEって何?同人誌とはちがうの?」

皆さんはZINEという自由なテーマの個人冊子をご存じでしょうか。
自分の好きなものを詰め込んだり、アートの作品集として作ったりと様々な展開で人気を博しているZINE。

この記事では、ZINEの基礎知識やおすすめの製本方法をご紹介します。
これからZINEを作ってみたい方はぜひ参考にしてください。

「ZINE(ジン)」ってそもそも何?

ZINE印刷1

ZINEとは個人で自由に作る冊子です。「Magazine」の後ろ4文字「ZINE」が語源とされています。
ジャンルや内容、形や綴じ方に決まりはなく、好きなものを好きなように作るのが特徴です。

また、ZINEを作った後にはイベントに出品するのもおすすめです。
自分の目の前で手に取ってもらう喜びや、他のZINE制作者の方と交流できることから、より一層ZINE作りが楽しくなります。
近年ではアートブックフェアをはじめとしたZINEが出品できるイベントが増えています。

同人誌との違いは?

同人誌とZINE、どちらも個人で出版する冊子であるため、同じではないのかと疑問に思われた方も多いことでしょう。
実際に、同人誌とZINEには明確な違いはありません。

ルールとしては決まっていませんが、それぞれの傾向からジャンル分けされることが多いようです。

同人誌:漫画やイラストが主流。オリジナルだけでなく二次創作も多い。
ZINE:デザイン要素が強く、アートブックのような使われ方が多い。オリジナル一択。

また、同人誌は日本で発展しているのに対してZINEはアメリカで発展している経緯から、国によって浸透している名前が違っています。
国によってZINEはオリジナルを意味する場合があるので海外で作品を発表するときは注意が必要です。

ZINEで冊子印刷する際のおすすめ製本方法

これからZINEを作ってみたい!という方に向けておすすめの製本方法をご紹介します。

ページ数が多いなら無線綴じ!

無線綴じ冊子とは、本の背を糊で固めて、本文を表紙でくるむように綴じる製本方法です。

ZINE印刷2

無線綴じを選ぶメリットは以下のような点があります。

・100ページ以上でも製本可能
・背表紙があるので本棚に並べた時に見つけやすい
・高級感がある

無線綴じはページ数が多くても対応できるため、ボリュームのある大作を作ったり、何人か合同でZINEを作る際にもおすすめです。
背表紙ができるしっかりとした作りから、高級感がある上、本棚で見つけやすいというメリットがあります。

雑誌やページの内側(ノド)はやや開きにくいため、見開きのデザインはしづらくなりますが、高級感、利便性どちらも備えたZINEを作りたい方にはおすすめの製本方法です。

低コスト!ページ数が少ないなら中綴じ!

中綴じとは、見開きページの中央を針金で綴じる製本方法です。紙1枚で4ページ分となるため、印刷ページ数は4の倍数になるのが特徴です。

ZINE印刷3

中綴じを選ぶメリットは以下のような点があります。

・少ないページでも製本可能
・比較的低コストで印刷ができる
・見開きのデザインがしやすい

中綴じは少ないページからでも製本が可能なので、初めて冊子を作ってみたい方には手軽でおすすめです。

また、ページが開きやすいことから、写真やイラストなどページをまたいだデザインがしやすいことが特徴の一つです。
アートZINEやポートフォリオとしてのZINE、写真をたくさん使用したグルメ紹介のZINEなどにもおすすめです。

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ZINEの印刷と一緒に頼みたいおすすめオプション

ZINEをよりこだわった一冊にするための、おすすめのオプション加工をご紹介します。

こだわりのページをカラーに!カラーページ差し込み

「コストは安く抑えたいけれど、このページはカラーで目立たせたい」といった悩みにお答えできるのがカラーページ差し込みです。

ZINE印刷4

カラーページ差し込みとは、モノクロ本文の一部にカラーページを入れることができるオプションです。目立たせたいページのみをカラーにできフルカラー印刷よりコストが安く抑えやすいのが特徴です。

また、ここぞというところでページをカラーにすることができるので、演出面にもこだわったZINEを作りたい場合にもおすすめです。
本文だけでなく、表紙のみをカラーにすることも可能です。 ご希望の方は、ご注文時に備考欄に「カラーページ差し込み希望の旨とカラー印刷ページをお書きください。

高級感アップ!表紙PP加工

表紙PP加工は、表面にフィルムを張って表紙をコーティングする加工です(PPはポリプロピレンの略)。
摩擦による傷や色移りから表紙を保護でき、光沢感や高級感も出せるため見映えのよい冊子にしたい場合におすすめです。
PP加工は、主に下記の2種類が使われます。

・グロスPP加工
艶(つや)があり、光沢感のある加工です。鮮やかではっきりとした色合いになります。ポップで明るい雰囲気に向いています。
クリアPP加工と呼ばれることもあります。
・マットPP加工
艶(つや)が無い光沢感を抑えた加工です。やや彩度が低く、上品で落ち着いた雰囲気を演出したいときに向いています。

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まとめ

個人で自由に作る冊子「ZINE」についてご紹介させて頂きました。

テーマも、形も、綴じ方も決まりはなく、好きなものを好きなように作るオリジナル冊子のZINE。自分の「好き」をたくさん詰め込んで形にするZINEは冊子自体初めて作る方にもおすすめです。完成した後は、イベントに出品して、同士と交流できる楽しみもあります!
綴じ方も自由ですが、中綴じや無線綴じなど、ポピュラーな印刷方法をまず試してみるのも良いでしょう。また、PP加工やカラーページ差し込みといった見栄えを良くする加工でさらにこだわることもできます。

ネット印刷プリントモールはZINEをはじめとした、お客様の冊子づくりを全力サポートします!
気になること、分からないことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。

冊子製本お役立ちコラム編集部

冊子の印刷製本を考えている方に、知っておきたい知識やお得な情報をお届けしています。はじめての方にもわかりやすく丁寧な記事を心がけています。 日々、お客様からのお問い合わせと注文対応に追われながら学ばせていただいています。

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