初めての方も安心!冊子印刷で知っておきたい便利な記事まとめ
「本を作ってみたい!」「冊子の印刷が必要になった!」となっても、冊子を初めて作る方や、印刷・製本について詳しくない方には、冊子づくりはハードルが高く感じると思います。
この記事では、そんな方が少しでも冊子を作りやすくなるよう、ネット印刷プリントモールが厳選した「冊子印刷で知っておきたい記事」を集めました。
【最初に押さえておきたい】冊子の各部の名称
まずは、冊子の各部の名称について。専門用語が多いですが、覚えておくと印刷注文の際に役立つ用語ばかりです。
カバー、帯って?本・冊子の各部の名称を解説
「表紙カバー」や「帯」など、普段読んでいる本や冊子にも、各部分に名称が付けられています。覚えておくとデータを作成したり、印刷会社とやり取りする際にとても便利ですよ。
>> カバー、帯って?本・冊子の各部の名称を解説
表1・表2・表3・表4って何? 冊子の「表紙まわり」を知ろう
「表紙/裏表紙」は広く知られていますが、「表1/表4」と呼ばれることはご存知ですか?
冊子を作る(=製本する)際に知っておきたい「表紙まわり」について紹介しています。
>> 表1・表2・表3・表4って何? 冊子の「表紙まわり」について
【うまく使い分けよう】3つの製本方法
冊子まわりの用語を知ったら、冊子の製本方法(=綴じ方)も押さえておきましょう。実は、冊子にできるページ数や開き方も製本方法で変わってきます。
本・冊子といえば「無線綴じ冊子」
普段、目にしているような背表紙ができる冊子が「無線綴じ冊子」です。ページ数の多さに対応できるので、カタログやテキスト教本など幅広く使われていますね。
製本方法のもう一つの定番!「中綴じ冊子」
薄めの小冊子やフリーペーパーなどによく使われるのが「中綴じ冊子」です。数ページ〜30ページ程度の冊子ならこちらが定番です。他には、会報誌や週刊誌などにもよく使用されています。
丈夫で開きやすい無線綴じがいいなら「PUR製本」
ページが多くても、丈夫で開きがよい冊子を希望するなら「PUR製本」を選びましょう。無線綴じに使用する糊を、より強度のある「PUR糊」に変えた製本方法です。
>> PUR製本とは?無線綴じや新PUR製本との違いについても紹介
【読みやすさを左右する】冊子の開き方向
冊子を作る際には、表紙をどちらに開いていくかの開き方向(綴じ方向)も大事なポイントです。本文が横書きの場合は左開き(左綴じ)、縦書きの場合は右開き(右綴じ)なのが一般的ですが、これにもちゃんと理由があります。
>>【製本】右綴じ・左綴じの理由と冊子作成時のポイント
【冊子の雰囲気を決める】用紙おすすめ5選
冊子の雰囲気や質感、手にとったときの印象を決めるのが、冊子に使う用紙です。表紙や本文に使うとよいおすすめの用紙を5つ紹介します。
>>おすすめ用紙のサンプルが会員登録だけで無料でもらえる!ネット印刷プリントモール
ツヤがあって写真がキレイに印刷できる「コート紙」
色鮮やかで高級感を感じさせる表紙にしたいなら、コート紙がおすすめです。宝石や貴金属、自動車などの光沢感をより鮮やかに印刷再現してくれます。
>> コート紙とは?光沢があって色が映える!印刷用紙の種類と違いを紹介
表紙にも本文にも使えて万能な「マットコート紙」
光沢が抑えられて、落ち着いた印象に仕上がるのがマットコート紙。カラー印刷でも発色が良く、文字も見やすいため、表紙・本文のどちらでも人気の用紙です。
>> マットコート紙とは?ガイドブックや書籍などの冊子に最適!
テキストや小説の本文に最適な「上質紙」
学校や会社で使用するノートやプリント、コピー用紙などにも使われている上質紙。文字が読みやすく、書き込みも容易なので、文字が中心の教本テキストや問題集、小説などに向いていますね。以下の記事では、上質紙の厚さによる違いなども紹介しています。
>> 上質紙ってどんな用紙?コピー用紙や他の用紙との違いをチェック!
淡いクリーム色で目に優しい「淡クリームキンマリ」
書籍用に使われる「淡クリームキンマリ」。白色の用紙と違い、その名の通り、淡いクリーム色が特徴的です。以下の記事では「書籍用紙」の説明と併せて紹介しています。
>> 【冊子印刷】当店で注文できる書籍用紙「淡クリームキンマリ」とは?
書籍や雑誌などによく使われる「b7バルキー」
知る人ぞ知る用紙「b7バルキー」。上質紙の表面を薄くコーティングした用紙で、素朴な質感・目にやさしい・めくりやすいのが特徴です。同じページ数でも他の用紙よりボリュームのある本に仕上がるので、店頭などで目立ちやすくなり、雑誌などの出版物に向いています。
>> 当店で注文できる冊子用紙「b7バルキー」とは?
【仕様が決まったら確認】費用の見積もり
冊子印刷を依頼しようと思ったら、まず知りたくなるのが印刷製本の費用。専門用語が多く、見積もり依頼をするのに躊躇する方もいらっしゃいます。そんな方のために、依頼前に理解しておくといいポイントを紹介しています。
>> 冊子印刷・製本の「見積もり」時に知っておきたいポイント
まとめ
「本を作ってみたい!」「冊子の印刷が必要になった!」という方に、冊子印刷で知っておきたい記事を紹介しました。
ここでご紹介した
・冊子の各部の名称
・冊子の製本方法(綴じ)
・冊子の開き方向
・表紙・本文に使われる用紙
・費用の見積もり
は、いずれも冊子印刷を依頼する際に必要になる知識です。知っておいて損はありません。
希望の冊子がスムーズに仕上がるよう、この記事を参考にしてみてくださいね。