【文集の作り方】卒園・卒業文集におすすめの仕様・サービス紹介
幼稚園や学校などの卒園や卒業の際に、文集はとても記念に残るものです。
この記事では、卒園、卒業文集を作成することになったけれど、初めてで作成方法がよくわからないという、教師や保育士、冊子作成初心者の方たちに向けて、文集作成の流れやテーマの例などを紹介します。
※ここでは、アルバムと一体になっていない文集作成向けの記事になります。ぜひ参考にしてみてください。
テーマ決め
文集を作成するにあたって、テーマを決める必要があります。
全員が書きやすく多くの人に見てもらえるようなテーマを選ぶのがポイントの一つです。
また、幼稚園や学校の文集では、アンケート形式のものが主流です。
過去のテーマを参考に考える場合も多いですが、ベスト10シリーズなどは内容が被りがちです。そこでおすすめなのが、大人になったら忘れてしまうようなこと、幼稚園や学校ならではの思い出に関するテーマです。
例えば、以下のようなテーマを参考にするとよいでしょう。
卒園文集のテーマ例
・おゆうぎ会で演じた役
・先生との思い出
・好きな遊び
・好きなアニメ、キャラクター
・幼稚園生活で得意になったこと
卒業文集のテーマ例
・好きな教科、嫌いな教科
・思い出に残っている遠足地
・◯◯係の思い出
・友だちの長所
・学校生活で頑張ったこと
冊子ができるまでの流れ
冊子ができるまでの流れは、以下のようになります。(ご自身でデザイン・レイアウトする際の流れになります。)
②原稿作成
③冊子のデザイン・レイアウト作成(印刷データの作成)
④印刷(発注)
⑤納品
冊子の制作・印刷をお考えの場合は、以下の項目に特に注意しましょう。
③冊子のデザイン・レイアウト作成(印刷データの作成)について
デザインソフトを持っていない場合、WordやPowerPointで作成してもOKです。
デザインする際の注意点を下記に挙げます。
- 冊子の構造上、ページ数が多かったり紙が厚めだったりすると、どうしても断裁時に小口側にずれが生じてしまう恐れがあります。
必要な絵柄や文字などは仕上がり位置より4~5mm以上離し、余裕をもって配置するようにしましょう。 - ノド近くに文字や絵柄などを配置した場合、隠れてしまったり、見開きの絵柄がずれてしまう可能性があります。
ノド側10mm部分は文字や絵柄を配置しないようにしましょう。
④印刷(発注)について
ネット印刷を利用する場合は、PDFに変換した状態で入稿するのが一般的です。
変換方法や注意点については、依頼するサイトであらかじめ確認しておきましょう。
文集のおすすめサイズ
文集でよく使われるサイズは、A4サイズもしくはB5サイズです。
おすすめなのはB5サイズです。
A4サイズより少し小さくコンパクトなため保管しやすいのが特徴です。
文集の大きさには特に決まりはないので、予算や好みに応じて選びましょう。
実際のサイズを図にしているので、参考にしてみてください。
文集のおすすめ用紙
卒園、卒業文集に使用する用紙は、どのような種類のものを選べばよいか迷うこともあるかと思います。
当店でおすすめする用紙は「上質紙」、「マットコート紙」になります。
上質紙
上質紙は、光沢がなく筆記性にも優れているのが特徴です。
コピー用紙としても使用されており、ふだん目にする機会がとても多いものです。
コーティング等の加工がされていない用紙で、白色度が高く、さらさらとした手触りが特徴です。文字が読みやすいので、文章が主体の文集などにはおすすめの用紙です。
マットコート紙(マット紙)
マットコート紙も、光沢がやや抑えられていてさらさらとした手触りの用紙です。
表面が滑らかでインキののりや発色がよく、鮮明な印刷ができつつも、光の反射は抑えられて落ち着いた仕上がりになります。
マットコート紙も文字が読みやすいので、文章の多い文集などにはおすすめの用紙です。
お得なサービス紹介
文集は、文字が多いためモノクロ印刷が主流ですが、クラスごとの扉絵などをカラーにすることもできます。
通常、カラーページを入れようとすると全ページがカラーになってしまい、印刷代が高くついてしまいます。ネット印刷プリントモールなら、このお悩みをカラーページが部分的に差し込める「カラーページ差し込み」で解消できます。
このサービスを使えば、数ページ程度のカラーページ差し込みであれば、全ページフルカラー料金より安く仕上げられるので、とてもお得に印刷できます。
部分的にカラーページを取り入れることで、注目度も上がり、見た感じにも華やかできれいな冊子を作ることができておすすめです。
ぜひ、文集作成の際は、プリントモールのカラーページ差し込みサービスをご検討ください。卒園や卒業の記念として思い出に残る文集なので、素敵なものを作成したいですね。
まとめ
文集を作成するにあたって、テーマや、用紙やサイズの選定、デザインやレイアウトの作成など、様々なことを考えて進める必要があります。
卒園や卒業の記念に残る文集なので、テーマはもちろん、見た感じの印象など細かな点にもこだわることで、多くの人にとってより大切なものになることでしょう。テーマは、文集を見返したときに懐かしさを感じたり、ふと当時のことを思い出したりする部分なので、「思い出」を意識して決めるとよさそうですね。
制作の際に慣れていない場合は、悩む場合もあるかもしれませんが、ぜひここでの情報を参考に、素敵な文集を作成してくださいね。
文集の印刷の際には、ぜひネット印刷プリントモールをご利用ください。
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